兵役逃れは韓国では深刻な事態となっている。ではなぜそれでも多くの芸能人が兵役を逃れようとするのか?主な原因の一つは、いったん部隊に入って兵役につくと、退役後にかつての人気を取り戻すことが難しいためだ。韓国の芸能界は競争が激しく、2年の空白期間に簡単に追い抜かれてしまう。最近の情報によると、2014年に兵役につく予定の男性スターにはイ・ミンホやキム・スヒョン、チャン・グンソク、チョン・ジヒョン、パク・ユチョン、チョン・ユンホといった人気スターの堂々たる名前が並んでいるが、情報筋によると、イ・ミンホやキム・スヒョンが今年兵役に行くことはあり得ず、少なくとも2年から2年半の間は行く可能性はないという。原因はわかりやすい。2人ともまさに人気絶頂で、次々と2年契約のイメージキャラクターの契約などを交わしているためだ。
PSY(サイ)やRainもかつて兵役逃れ
2年の兵役が個人の成功に与える影響は極めて大きいため、芸能人や事務所は様々な方法を考えて兵役を逃れようとする。俳優のペ・ヨンジュンは視力低下、歌手の徐泰志は胃病を理由に兵役を免除されている。ユ・スンジュンは米国居住権を選んだことから兵役に行かずに世間を騒然とさせ、韓国政府は彼の入国を禁じ、彼は「裏切り者」のレッテルを貼られた。歌手のPSYも不正な手段で兵役免除の証明書を手に入れ、その結果韓国の関連部門の調査で不正が明るみになり、紆余曲折を経た末に最終的には兵役に就かざるを得なかった。環球網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月27日