黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市政府は25日、マレーシアのKW zone社が16億ドルを投じる、敷地面積約16ヘクタールの世界最大の海洋テーマパーク「ポセイドン海洋王国」が、ハルビン市に建設されることを発表した。ギリシャ神話に登場する「海神ポセイドン」、「アトランティス大陸」が、現代によみがえろうとしている。中国新聞網が伝えた。
KW zoneは海洋事業を中心事業とするグローバル企業だ。「海洋王国」は、国内および北東アジアの観光客を集める最高級の観光資源になる。
同社の蔡崇栄会長は、「当社は海洋テーマパークの建設・運営の成功経験と管理方法を余すところなく導入し、世界で唯一無二の海洋王国を建設する」と語った。
同社のハルビンマーケティング部門の徐婷氏は記者に対して、「ポセイドン海洋王国は松花江避暑城に建設される。計画中の敷地面積は16ヘクタールに達し、世界最大の屋内外海洋テーマパークになる」と説明した。
設計はディズニーの設計チームが担当し、文化・娯楽、レジャー、教育、飲食店、ホテルなどを融合させた総合的な海洋テーマパークを建設する。ギリシャ神話の海神ポセイドンを巡り、古代ギリシャの「失われた帝国」アトランティスの輝かしい海洋文明を再現する。ギリシャ神話を観光商品に変えるのは、世界的に見ても初の試みだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月25日