中国地質科学院が発表した情報によると、全地球地質図プロジェクト「OneGeology」の中国版がこのほど公表され、中国の主要陸地面積の100万分の1スケールの地図空間データ(英語版)とネットワークサービスが世界に提供された。これにより、中国の同データの空白が埋められた。地質大国の中国は、同プロジェクトの参加国としての職責を果たした。光明日報が伝えた。
同プロジェクトは、ネット上で開放的なリアルタイムの世界地質図データベースを形成し、地質情報の閲覧・参照・収集などのサービスを提供することを目的に、2008年にスタートした。同プロジェクトは人々の地質情報の需要を満たし、一般人の地質学への理解を促進する。
同プロジェクトの中国版の開発は、中国地質調査局発展研究センターが担当した。プロジェクトチームは中国地質科学院地質研究所で、100万分の1スケールの地図空間データバンク(中国語版)を作成した上で、一連の重要技術の難題を解決し、「OneGeology」のポータルサイト、独立したポータルサイトにより、中国語・英語のデータサービスを提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月22日