四川省米易県が7日に明らかにしたところによると、四川省初の実物地質資料庫「省国土資源庁実物地質資料攀西分庫」がこのほど竣工し、使用が開始された。人民日報が伝えた。
同資料庫は米易県長坡工業団地に位置し、実物資料陳列区、実物整理区、情報検索システムによって構成される。主に攀西バナジウム・チタン磁鉄鉱調査によって得られた地質資料・実物地質資料・原始地質資料を保存する、攀西地区の地質資料保存、科学研究、公共サービス、国土資源情報の作成に用いられる重要な拠点だ。
また同資料庫は攀西・甘孜・阿バ地区(バ=土+貝)の実物地質資料の受領・整理、標本の保管、利用者の問い合わせへの対応、科学研究・教育などを担当する。同資料庫は実物地質資料社会化サービスシステムを構築しており、利用者の問い合わせに応じ、実物を展示し、サンプルを収集・加工し、科学研究や教育を行い、全面的なサービスを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月8日