多くの俳優は脇役からスタートするものだ。脇役を演じることは恐ろしいことではないが、一生涯脇役ばかりというのもいい気分ではないだろう。しかし日本の俳優、福本清三さんの考えは違う。15歳の時にデビューした彼は今年71歳になるが、今年7月に初めて自分が主演する映画に出演する。これまで彼はずっと日本の武士映画で斬られ役を演じており、これまでに5万回以上「斬られた」。国際在線が外国メディアの21日付報道として伝えた。
福本さんはどんな風に「死ぬ」とより悲壮で、視聴者に強い印象を残すことができるかを詳しく研究してきた。これまで彼は画面で「刺殺」や「切りつけられて殺され」たり、「武士の刀で切腹」されたりしている。どんな死に方も例外なく、非常に醜い姿に見える。
福本さんは業界では同業者から高く尊敬されている。今年7月、彼はついに自分が主演する映画「太秦ライムライト」に出演する。福本さんは「緊張している。これほど多くのカメラが自分を撮影していることはなかった」と語った。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月22日