「毎年5月20日午後1時14分は、密かに好意を寄せ続けてきた相手に対して自分の熱い想いを打ち明け、『私はあなたを一生涯愛し続けます』と誓う日だ」「5月20日は、独り者にとっては独身に別れを告げる絶好のチャンスであり、パートナーのいる人にとっては、自分の愛を相手に改めて伝えられる素晴らしいチャンスとなる。5月20日は、勇気を出して『あなたを愛している』と口に出し、2人の愛のために努力する日」「勇気さえあれば、素晴らしい恋愛が自分のもとに訪れる」―――。ここ数日のネット上は、告白や永遠の愛の誓いなど、ラブラブモード全開となった。そう、年に1度訪れる「ネットバレンタインデー」の5月20日がやって来たからだ。揚子晩報が伝えた。
「5月20日キャンパス告白マニュアル」がここ数日、ネット上で再び爆発的な人気を集めている。告白ツール、告白方法、アフターケアなどすべてが詰まったこのマニュアルは、発表された当時から「理性と人間性を兼ね備えた最高のマニュアル」と絶賛され、今でも「大いに再考の価値あり」と、多くのコメントが寄せられ、転送されている。
ネットユーザーたちが「どうやって告白するか」「どうやって愛を示すか」をめぐって喧々諤々と議論する中、全国各地の民政局も、「明日(明後日)は、5月20日(21日)です。例年の様子を見ると、この『特殊な日』には婚姻届を提出する人が殺到します。窓口にはピーク時間帯を避けてお越しください(通常、午後が比較的空いています)。申請書の内容と証明書類に食い違いが無いよう、事前に細かなチェックを怠りなく。幸福で満ち溢れている皆さんを、心から祝福します!」と公式微博(ウェイボ―)に投稿した。
この日、パートナーのいる人は、お互いの絆を確かめ合う愛に満ちた一日となったが、一部の独身者にとっては、徹底的に打ちのめされる日になった。あるネットユーザーは、「カップルの皆さん、5月20日だけは、廊下を歩きながらいちゃつかないで。寮に花やチョコレートの贈り物を届けないで。QQ空間に永遠の愛を伝えるメッセージを送信しないで。帰宅途中に人前でキスしたり抱き合ったり手をつないだりしないで。この日、独り身の我々にダメージを与えないで。我々の気持ちを少しだけ汲み取ってくれれば、とても有難い」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年5月20日