2013年5月7日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:10 May 07 2013

国内最高レベルの高速搬送ロボット開発に成功

【中日対訳】

 中国科学院合肥物質科学研究院はこのほど、「4自由度産業搬送ロボット」開発プロジェクトの重要な研究成果を公開し、産業ロボットの高速・高負荷作業のキーテクノロジーで飛躍を果たしたと発表した。同成果により、生産ラインにおける原材料・資材の高速搬送が可能となる。人民日報が伝えた。

 合肥物質科学研究院・先進製造技術研究所の孔令成副所長によると、同ロボットはあらかじめ設定された固定ルート上で原材料や資材を搬送し、さらに規定の形に積み上げることが可能で、以下の2方面においてブレークスルーを果たした。第一に、単純な四節リンク機構で、現在広く使われている多関節ロボットを代替し、多関節ロボットの抱えるシステムの複雑性・制御困難といった問題を解決した。第二に、放射基底関数ニューラルネットワークとアダプティブ・ハイブリッド制御アルゴリズムを採用し、適応パラメータのトレーニングを行うことで、ロボットの高速かつ正確な搬送作業を実現、上下、左右、前後、回転という4次元の動きが可能となった。

 同ロボットの技術は、国内のロボット研究分野において他をリードしている。試運転のデータによると、同ロボットは1時間あたり1200件の物品を搬送、1回あたりの搬送重量は100キロ余りに達し、高速・高負荷作業を実現した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年5月6日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古