中国、お掃除ロボットが徐々に浸透「不況でも販売好調」
深センで16-21日に開催された第14回中国国際ハイテク成果交易会で、「小Qロボット」、「ダンシングロボット」、「ストレス解消ロボット」などが人々の注目を集めた。これらのロボットと同じ展示館には、スマートお掃除ロボットが展示された。このいわゆる「床掃きロボット」はすでに人々の暮らしの中に入り込んでおり、多くの家庭の優秀な助手となっている。南方日報が伝えた。
このほど淘宝網(タオバオ)を利用し検索したところ、価格が1000元(約1万3000円)前後のスマートロボットが好評を博しており、月に約2000台も売れるロボットもある。深セン銀星智能科技股フン有限公司は、早期から家庭用ロボットの開発を開始していた。そのうち、スマートお掃除ロボットが特に多く生産されており、2011年の売上高は約2億3000万元(約30億円)に達した(欧米・日本・韓国市場が約6割、国内市場が約4割)。
同社の陳国棟副総経理は「大環境は理想的ではないが、当社の今年の売上高は3億元(約39億円)を見込んでおり、不況の中で成長を実現する。スマートお掃除ロボットの市場には豊富な需要がある。競合他社が増加を続けているが、当社は高い研究開発力により、今後も高い成長率を維持する」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月29日