中国 5年後にはロボット稼働台数が最大の国に
中国は今後3-5年以内にロボット稼働台数が世界最大の国となる見通しだ。現在中国はすでに世界先進レベルの水平多関節型組立ロボット、直角座標ロボット、アーク溶接ロボット、スポット溶接ロボット、パレタイジングロボットなど一連の製品を生産する能力を有し、多くの機種で小規模生産を実現している。専門家は、中国の産業用ロボットの市場規模がまもなく40億元を上回るだろうと予想する。中国広播網が伝えた。
これほど大きな潜在力をもつ市場に、各方面からの注目が集まるのは当然のことだ。国外のロボットメーカーは相次いで中国に生産拠点を設立し、国内メーカーも産業用ロボット分野で一儲けしようと同産業に進出している。
欧州のロボット産業大手・ABBは早くから中国の産業自動化の潜在力に目をつけ、上海に研究開発・生産拠点を設立している。
一方、中国メーカーも負けていない。創業板(GEM)で上場している瀋陽新松ロボット自動化股フェン有限公司は、瀋陽自動化研究所の支援を受け発展を遂げた。
このほか、宝鋼、三一重工、中聯重工など、大型国有企業もロボット産業進出に向け準備を進めているという。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月7日