ロボット溶接の自転車が誕生 中国初
【中日対訳】 ロボット溶接により完成された中国初のアルミ合金製自転車が10日、河北省唐山市でラインオフした。中国溶接協会の専門家は、同生産ラインは中国が独自に開発したものだと説明した。新華網が伝えた。
唐山市ハイテクパークに位置する同生産ラインには、5台のロボット、5台の溶接機、10台の電位差計が設置されており、工程別溶接および流れ作業が可能だ。情報によると、同生産ラインの1本当たりの単価は300万元(約4500万円)余り。溶接工の人員削減が可能で、高材質自転車溶接の全体的な水準を引き上げられる。
ロボット産業は、唐山市が重点的に発展させる戦略的新興産業であり、現在すでに6種のロボットが産業化生産条件を備えている。計画によると、唐山市は2015年にロボット中核特許を100件取得し、年産200億元(約3000億円)以上の中国最大のロボット生産拠点を建設する予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月12日