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中国航天科工 新公司を設立、各種無人機を開発

【中日対訳】

 中国航天科工集団公司第三研究院(以下、三院)は、これまでに培った巡航ミサイル開発面での優位性を十分に発揮し、資源を統合し、無人機の開発を行う海鷹航空通用装備有限責任公司を設立した。三院は今後、無人機産業に力を注いでいく。人民日報が伝えた。

 専門家によると、巡航ミサイルは遠隔操縦で飛行するミサイルであり、無人機の技術と共通する点がある。かつて中国巡航ミサイルの開発を担当した三院は、1990年代より無人機の研究を開始しており、多くの専門技術は国内をリードしている。

 このほど設立された海鷹航空通用装備有限責任公司は、傘下の各種無人機(「刀鋒」、「騰飛」、「鷹」など)を統合した無人機ブランド「海鷹」を打ち出した。製品は軽量無人機「雀鷹HW-100」、小型無人機「騰飛HW-200」、中型無人機「刀鋒HW-300」、中大型無人機「天鷹HW-600」のほか、共同開発した「翔雲HW-X100」、「HW-X200」の計6シリーズ。

 これらのシリーズのうち、「騰飛HW-200」は国土測量分野で市場シェア全国一を誇り、四川省大地震や舟曲土石流などの災害救助で重要な役割を果たした。

 「天鷹HW-600(WJ-600)」は珠海航空ショーに出展されて高く評価され、「中国のプレデター」とも呼ばれている。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年1月14日

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