中国航天科工、無人機ブランド「海鷹」を発表
中国航天科工集団公司はこのほど行われた第9回珠海航空ショーで、傘下の各種無人機を統合した無人機ブランド「海鷹」を発表した。この中には固定翼無人機シリーズ「刀鋒」、「騰飛」、「鷹」、回転翼無人機シリーズ「翔雲」などが含まれる。人民日報が伝えた。
「海鷹」は気象観測、緊急救援、環境保護モニタリング、森林防火、警察パトロールなど様々な分野で用いられ、国土測量、送電線巡視、海洋巡視、災害モニタリングなどの技術は全国トップレベルを誇る。四川大地震、玉樹地震、舟曲土石流などの重大自然災害においても、災害救助に大きな役割を果たした。
中国航天科工第三研究院は「海鷹」を将来的に高い市場価値と影響力を持つ有名ブランドとし、高速機から低速機までの各機種を含む偵察・攻撃一体型の無人機体系を構築していく構えだ。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月26日