南極観測を実施中の極地観測船「雪竜号」のヘリコプターが2日、南極海で立ち往生しているロシア調査船の乗員に対する救助活動を実施した。「雪鷹−12」ヘリコプターは6回の飛行により、ロシアの「アカデミック・ショカリスキー号」の52人の乗客と科学者の移動に成功した。52人はオーストラリアの砕氷船「オーロラ・オーストラリス号」に移されることになる。人民日報が伝えた。
「オーロラ・オーストラリス号」の副船長のロバート・ダーウィン氏は、「中国の極地観測船のお陰で救助が可能になった、感謝する」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月3日