中国の習近平・国家主席は12月31日、ロシアのプーチン大統領と新年を祝う祝電を交換した。新華網が伝えた。
習国家主席は祝電の中で、「2014年を前に、中国政府と人民を代表すると共に、私個人として、プーチン大統領とロシアの人民に、心からの祝福を述べます。2013年を振り返ると、私たちは国際形勢の健全で安定した発展と中国、ロシア両国の発展、振興の大局を推進することから始め、戦略的思考と世界的な視野で、中国とロシアの全面的な戦略的協力パートナーシップの発展を考え、両国の各分野の協力が重要な進展を遂げるよう促進してきました。この点、私は非常に満足しています。私は終始、ハイレベルで強力な中国とロシアの関係が、両国の人民にとって福音であり、世界の人民にとっても福音であると考えています。新しい1年、私はプーチン大統領との緊密な接触を保ち、共に努力し、両国の関係が新しい局面の発展を開拓するよう推進することを願っています。来年と再来年に開催される中国・ロシア青年友好交流年活動が、両国の青年の相互理解と友好を促進し、中国とロシアの世代を超えた友好や同じ振興の理念が人の心に深くしみわたるよう促し、さらに中国とロシアの全面的な戦略的協力パートナーシップが引き続き発展していくために、新たな役割を果たしてくれると信じています」と述べた。
一方、プーチン大統領は、「2014年と春節(旧正月、1月31日)を前に、心からの祝福を述べます。過去1年の間に、ロシアと中国の関係をめぐっては良いニュースが頻繁に伝えられました。習国家主席の3月のロシア訪問は特別な意義があり、ロシアと中国の全面的な戦略的協力パートナーシップの発展のために、そして両国が国際的事務における協力を促進するために強力な原動力を注いでくれました。また、ロシアが『中国観光年』、中国が『ロシア観光年』として実施したキャンペーンが大成功となりました。私たちは2014年、共に新しいプロジェクトである『ロシア・中国青年友好交流年』を実施します。この大型キャンペーンがロシアと中国両国の人民の相互理解と信頼を一層深めてくれると信じています」と述べた。
さらに、中国の李克強・国務院総理とロシアのドミートリー・メドヴェージェフ首相も新年を祝う祝電を交換した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年1月1日