香港の警察が乳児遺体を密輸 インターネットで販売
警察官がタイから乳児の遺体を香港へ持ち帰り、インターネットで「陰牌」(人間と動物の死体で作った護符や像など)として販売するという事件が発生した。最も効力のあるとされる「陰牌」は13万香港ドル以上で売られていたという。
警察の調査によると、西九竜冲鋒隊に所属する警官の馬容疑者(28歳)は「死体輸入」の罪で拘束されており、事件は西九竜総区が調査を進めている。
香港の条例によると「人間の死体輸入」は「疾病予防・コントロール条例」に違反し、5000香港ドルの罰金及び禁固2カ月の刑となる。また死体の貯蔵・保存は「公衆衛生・市政府条例」に違反し、それぞれ罰金2000香港ドル、5000香港ドル及び禁固6カ月の刑にあたる。また不法な遺体処理の罪状にあたる可能性もあり、最高で懲役7年が科せられる可能性もあるという。香港明報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年1月9日