1月中国製造業PMI 2年ぶりの高水準に
HSBCが24日に発表した1月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.9となり、2年ぶりの高水準を記録した。公式の中国製造業PMIは3カ月連続で50を上回り、安定的な回復の傾向を示した。新京報が伝えた。
中小製造メーカーを重視するHSBCの同指数は、中国製造業の発展状況を示す指数の一つである。これが50を超えた場合、現在の中国の製造業が拡張・繁栄の状況に置かれていることを示し、50を下回った場合は衰退・低迷に陥っていることを示す。
HSBCは報告の中で、「1月の中国製造業は新規受注指数、新規輸出受注指数および就業指数において拡張傾向を見せた。出荷価格指数もこれに伴い上昇し、生産高指数も加速した」と指摘した。
HSBCの屈宏斌中国シニアエコノミストは、「中国製造業PMIは1月に2年ぶりの高水準を記録し、新年の幸先良いスタートとなった。新事業の持続的な成長を受け、製造業は雇用と原材料調達を拡大し、生産を急ぐだろう。外部需要が依然として不透明な状況ではあるが、内需けん引による在庫消化が、今後数カ月の中国経済の回復を支える」と分析した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月25日