中国企業10大ニュース 2012年
中国企業連合会と中国企業家協会が中心になって進められた「2012年度中国企業10大ニュース」の選出の結果がこのほど発表された。「京華時報」が20日に伝えた。
今回は10大ニュースのほか、国有企業の今年の10人、民間企業の今年の10人、多国籍企業の今年の10人も選ばれ、国有企業の1位には中国海洋石油総公司の王宜林董事長(会長)、民間企業の1位には阿里巴巴集団の馬雲主席兼最高経営責任者(CEO)、多国籍企業の1位には華為技術有限公司の任正非総裁が、それぞれ選ばれた。
企業10大ニュースの結果は次の通り。
▽企業家145人が中国共産党第18回全国代表大会(十八大)の代表に選ばれた。
▽中国が世界企業上位500社入りした企業数で初めて世界2位になった。
▽中国企業上位500社が発表され、500社入りのハードルがさらに上がった。
▽中国の企業界が生態文明の建設に積極的に参与した。
▽複数の企業が有人宇宙飛行船「神舟9号」の「天宮1号」とのドッキングに協力した。
▽中国海洋石油総公司が中国企業として最大規模の海外における合併買収(M&A)を
完了させた。
▽華為技術有限公司や中興通訊株式有限公司などが米国の貿易障壁に悩まされた。
▽政府が企業に関わる約100項目の行政審査を廃止した。
▽京広高速鉄道が開通し、中国が世界のトップレベルに躍進した。
▽浙江省温州市での金融改革により、実体経済への金融サービスについての決意が示された。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月21日