北京の吉野家で廃棄すべきご飯を使用 一時営業停止に (2)
■吉野家はマイクロブログでお詫びし、当該店舗を一時営業停止に
報道に議論が高まる中、「良心品質」を自任する吉野家は信頼回復を急ぎ、15日午後には公式マイクロブログを通じて、一部店舗の管理に不備があったことを公にお詫びした。運営会社の合興集団持株公司は、すでに報道された店舗について徹底的な調査を行い、管理者と店長に厳しい処分を行ったこと、直ちに営業を一時停止して改善に取り組むことを表明した。
東城区衛生局衛生監督所も両店舗に対する監督・検査を行い、衛生上の問題の改善を指示した。現在、両店舗ともに営業を一時停止し、改善に取り組んでいる。速やかに対策を講じたものの、吉野家で食事をしたことのある客はなかなか釈然とせず、もう吉野家には行かないという人さえいる。
ネット上では「こんな企業は暴露するだけでなく、厳罰に処すべきだ。お金を稼ぐだけでなく、最低限のモラルを守るべきだ」「吉野家の牛丼がずっと好きだったのに、報道を見るとあなたたちが宣伝する『良心品質』はどこへ行ったの?と聞きたくなる」「銀座店にはよく行っていたのに、今は超吐き気がする」といった声が上がっている。
北京の数店舗だけでなく、天津や広州の店舗も飛び火を恐れて信頼回復や自主的検査の強化を急いでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月19日