ネットユーザー7割が「選択恐怖症」
シャンプーは「しっとりタイプ」にするか「さらさらタイプにするか」、朝ご飯は、「パン」にするか「ご飯」にするか、大学卒業後は大学院生の試験を受けるか、就職するか、子供を産むか出世の道を歩むか……。米国のある調査によると、人は毎日70回以上選択を行わなければならないという。しかし今、いろいろなことを考えすぎて決定を下せない「選択恐怖症」に陥っている人が多い。武漢晩報が報じた。
買い物で悩む時は友人に写真を送って選択
湖北省武漢市に住む周さん(女性)の趣味はショッピング。しかし、「気に入ったもの物が2つある時、どちらも買うともったいないし、1つだけにして後で後悔するのもいや。また、せっかく気に入る物を見つけても、色の選択に悩むことが多い」といい、「悩んだ時は、写真を撮り、携帯で友人に送って、選ぶのを手伝ってもらう。買った後で、誰かにケチをつけられたら、悲しいから」と話す。
選び過ぎて結局売れ残り
何かを買うといったちょっとしたことのほか、彼氏を選ぶ際も、友人に助けを求める人もいる。同じく武漢市市内で働く王さん(28、女性)は、「自分は完璧主義。これまでに、何度も出会いがあったにもかかわらず、なんとなく受け入れられない部分が相手にありいずれも『パス』した。そして今は『剰女(売れ残りの女性)』になってしまった。今は、自分の目が信じられず、お見合いにはいつも友人を連れて行っている。でも、人によって見方も違う」と語っている。
ネットショッピングで迷ったら両方買っていらないほうを返品
ネットショッピングの「達人」である武漢市市内の曾さん(女性)は、「気に入った服が2着あって、どちらかを選ばなければならない時、とても困る。片方をクリックすると、もう一つのほうが気になるし、それをクリックすると、やっぱり元のほうが気になる」とし、「最終的には、どっちも買って、鏡の前で試着し、家族に見てもらい、それからいらないほうを返品するという、最も単純で賢い方法を取っている」と話す。