チベット観光列車「チョモランマ号」、6月デビュー
【中日対訳】 西蔵(チベット)自治区観光局はこのほど、観光客の誘致拡大を目指し、観光客にさらなる便宜を図る目的で、今年6月に観光専用列車「チョモランマ号」の運行を開始する計画であると発表した。
観光専用列車「チョモランマ号」は、青蔵鉄路公司が運営する、高原を走る酸素供給機能付列車。西寧とラサを4日に1往復し、毎年10月中旬まで運行される。ツアー参加者は、この列車でチベット入りし、チベット観光を楽しむことができる。
列車内の空間は広々しており非常に快適だ。収容可能乗客数は600人、普通席と寝台席がある。ガイドのほか医師も同乗し、具合が悪くなった乗客を無料で診察する。これらの数々の優れたサービスによって、乗客の快適性と実益が大幅にアップする。
チベット自治区観光局党組織の兪允貴・書記は、「自治区観光局は、乗客へのサービス面で、心を尽くした素晴らしいツアー商品群を提供する。乗客は、ラサ、林芝、山南、シガツェなど多くの有名観光地を堪能することができる」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月29日