中国の4月のネット流行語が発表 大賞は毒カプセル (2)
流行語5:タイタニック号。オリンピック級客船の2隻目の巨大豪華客船で、「世界工業史の奇跡」と称された。タイタニック号は1912年4月14日に氷山に衝突し、沈没した。この海難事故は、20世紀の人類10大災難の一つとされる。
流行語6:蔑視連鎖。これは現在のネット社会が示す、いい気になり他者を見下す現象を指す。サッカー、テレビドラマ、ゲーム、服装、ミニブログ、Eメール、結婚まで、ネットユーザーに格付けされている。
流行語7:供養できない。2012年の清明節、先祖の供養用品の価格が平均で3割以上高騰した。市民の負担が増し、「供養できない」という声があがった。
流行語8:憂うつ体。作家の倪匡氏が2012年4月に投稿したミニブログは、ネットユーザーを言葉遊びに駆り立てた。語尾に「憂うつだ」と付けるため、「憂うつ体」と呼ばれるようになった。
流行語9:和尚兄弟。二人の本当の身分は歌手だ。袈裟を身にまとい頭を丸めた二人の「和尚」は2012年4月、女性と共にカラオケルームで酒を飲み、話題となった。二人は7日、寺院で写真撮影していたところ、寺僧に正体を知られ取り囲まれてしまった。二人はその後、警察に連行された。
流行語10:最●(火のへんに玄)民族風。この流行歌は、一種の楽しく独特な形式により、ネット上で流行した。ネットユーザーはこの曲に各国のダンスの動画を組み合わせ、インド人バージョン、3人のサングラスをかけたおじさんが頭を揺らすバージョン、ブッシュ・オバマバージョン等、10数種類のバージョンを作った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月20日