広州鉄路集団(広鉄集団)は今年の春節(旧正月)前後の臨時ダイヤ(春運)から高速鉄道に出稼ぎ労働者専用列車を設ける。出稼ぎ労働者5000人近くが高速鉄道の専用列車で珠江デルタから帰郷し、年越しをする見通しだ。旧式車両からエアコン付の普通座席、そして高速鉄道の1等席へと帰郷の選択肢が広がる。
近年、生活水準の向上に伴い、出稼ぎ労働者の鉄道へのニーズが多様化している。無事到着することだけでなく、速さと快適さも求める出稼ぎ労働者が増えている。高速鉄道路線複数の開通に伴い、こうした需要へのハード面の対応が可能となった。
写真:広州東駅で出稼ぎ労働者団体乗車券を購入する企業の代表(3日撮影)。同日、広鉄集団は出稼ぎ労働者団体乗車券計25万枚を発券した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月5日