日本の野党が麻生副総理の罷免を要求
民主党やみんなの党など日本の野党5党は7日、ナチスドイツの憲法改正手法を美化する発言を行なった麻生太郎副総理兼財務相の罷免を安倍晋三首相に求める共同声明を発表した。
5党党首の署名した声明は、麻生氏の発言について「ナチズムを肯定する釈明の余地のない暴言であり、国際社会での日本の信頼を大きく傷つけた」と指摘。麻生氏が国際会議に出席すれば日本の国益が損なわれるとして、罷免を求めた。
共同通信によると、民主党の高木義明国会対策委員長らは同日午後、声明を手渡しに首相官邸へ向かったが、事前の予約がないとして入ることを阻止された。菅義偉内閣官房長官は7日午前の記者会見で「麻生氏はすでに発言を撤回し、安倍政権も立場を明確に表明しており、これ以上問題視すべきでない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月8日