広島への原爆投下から68年を迎えた6日午前8時、広島市中区の平和記念公園で平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)が開かれた。松井一実市長は平和宣言で、核兵器を「非人道兵器の極みであり『絶対悪』」とし、廃絶を呼びかけた。一方、安倍首相はあいさつの中で、「我々には、確実に、核兵器のない世界を実現していく責務があります」と表明。同日、被爆者や家族、政府関係者、外国代表などを含む多くの市民が集まり、1945年に原爆が投下され広島が廃墟と化した時刻の午前8時15分に黙祷を捧げた。
6日時点の、原爆による被爆者の人数は20万人で、平均年齢は79歳となった。遺族代表と松井市長は、この1年で亡くなった5859人の名簿を原爆死没者慰霊碑に納めた。
約5万人が参加した式典には、約70カ国の代表が参加した。米国のジョン・ルース駐日大使は2010年と2012年に続いて3度目の参列となった。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年8月7日
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