第17回党大会以降の重大な出来事(2010年) (3)
6月23-27日:胡錦濤主席が国賓としてカナダを訪問。トロントで第4回G20サミットに出席し、演説「一致協力して未来を共に創造」を行った。
6月29日:中共中央と国務院が「西部大開発戦略の踏み込んだ実施に関する若干の意見」を通達。今後10年間の西部大開発戦略の踏み込んだ実施について計画を立てた。7月5、6両日には西部大開発事業会議が召集された。
同日:海峡両岸関係協会と台湾海峡交流基金会が重慶で「海峡両岸経済協力枠組み協定」に調印。
6月30日:先進的基層党組織を創設し、優秀な共産党員に競ってなる活動の踏み込んだ展開に関する座談会が招集。
7月7-20日:呉邦国全人代常務委員長がフランス、セルビア、スイスを公式友好訪問。ジュネーブで開かれた第3回世界議長会議に出席し、「ミレニアム開発目標の達成は国際社会の義務」との発言を行った。
7月8日:中共中央と国務院が「国家中長期教育改革・発展計画綱要(2010-2020年)」を通達。13、14両日に全国教育事業会議召集。胡錦濤総書記は「教育の優先的発展を堅持し、2020年までにわが国の教育の現代化を基本的に達成し、学習型社会を基本的に構築し、人的資源大国の仲間入りをしなければならない」と強調した。
7月15-18日:ドイツのメルケル首相が中国を公式訪問。胡錦濤主席、温家宝総理とそれぞれ会談し、中独の戦略的パートナーシップの包括的推進について重要な共通認識にいたった。
7月19日:国務院が「企業の安全生産活動の一層の強化に関する通達」を出す。
7月22-24日:全軍党建設座談会招集。
7月25日:国務院が「全国森林地保護利用計画綱要(2010-2020年)」について意見を添えて回答。
8月8日:甘粛省舟曲県で甚大な山津波・土石流災害が発生し、現地人民の生命と財産に重大な損失をもたらす。中共中央、国務院、中央軍事委員会の指導の下、無数の軍民が団結・奮戦し、危険回避の緊急措置と被災者救援において重大な勝利を勝ち取った。
8月9日:中共中央が改正「中国人民解放軍政治工作条例」を通達。
8月13-14日:全国対外援助工作会議招集。
8月18日:中共中央弁公庁が「党委員会報道官制度の設置に関する意見」を通達。
8月26日:中共中央弁公庁と国務院が「都市コミュニティー居民委員会建設業務の強化・改善に関する意見」を通達。
8月27日:全国法による行政活動会議招集。温家宝総理が談話で「法による国家統治という基本策を貫徹し、法による行政を推し進め、法治政府を建設することは、我が党の国家統治と政治の理念から方式までの革命的変化であり、わが国の政治体制改革の重要な一歩である」と指摘した。10月10日、国務院が「法治政府建設の強化に関する意見」を通達。