2013年12月19日  
 

中国の夢健康知恵袋 「深読み」報道集 日本からニイハオ!

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欧米メディアの悪意ある報道に一石を投じた章子怡の勝訴

 2013年12月19日14:21
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 2012年、米国のあるメディアが、中国を代表する女優・章子怡(チャン・ツィイー)が複数の政府高官と肉体関係を結び、巨額の交際費をもらっていたと報道した。章子怡はこれに対し、同メディアを相手にロサンゼルスの裁判所で名誉棄損罪として訴訟を起こした。それから19カ月経った今月14日、同裁判所は同メディアに対して、謝罪文を公式サイトに掲載するよう命じる判決を下した。新華網が報じた。

 章子怡が今回勝訴したことは、単なる芸能界のエピソードという問題ではなく、厳粛な法律的意義があり、事実に反することを無責任に報道する米国メディアに対して警告を発する結果となった。

 「真実」は報道の生命線であるはずだ。もし、あるメディアが憶測や信頼性の低い「匿名」の情報を基にニュースを伝えたり、真実かデマかを確認することもなく「独占スクープ」とうたって話題を集めたりするようなことがあっても、最終的には自分の首を絞める行為であって、信用を失うだけでなく、裁判に気をもまれる結果になってしまうことさえある。

 しかし近年、多くの米国のメディアがそのような道を歩んでいる。章子怡の問題はその一例に過ぎない。例えば、中国で起きた大きな問題や重大な政策をめぐって、多くの米国メディアが自分たちの政治目的を果たすため、自分たちの価値観に基づいてそれを解説している。時には、中国国内で起きたデリケートな問題を曲解し、世論を誤導することさえある。

 そのような、根拠に欠け、是非を問うこともない米国メディアの報道に、中国の民間や政府は、幾度となく抗議してきたが、法律という側面から実際に訴訟を起こすということはほとんどなかった。そのため、今回章子怡が19カ月かけて裁判で勝利を収めたことを、中国は転機としなければならない。今後、個人、企業、地方政府にかかわらず、欧米メディアの無責任な歪曲報道や誹謗中傷に遭遇した場合、法律という手段を通して、正義を主張し、自分の正当な権益を保護すべきなのだ。

 章子怡は国際的な女優であるが、強大な欧米のメディアに勇敢に立ち向かった。19カ月にも及んだ裁判に勝つために、彼女がどれほどの苦労をしたか容易に想像できる。我々は、彼女の断固とした態度に、称賛を送るべきだ。これは、章子怡1人の勝利ではないのだから。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年12月19日

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