中国人民銀行(中央銀行)営業管理部によると、今年上半期に中国の首都エリアの金融サービスは実体経済を支援する度合いがさらに高まり、人民元建ての貸付は前年同期より920億元(1元は約19.8円)多い8460億元増加して、過去最高を更新した。
同部調査統計処の周丹処長は、「今年に入ってから、企業の生産経営活動が徐々に回復し、管轄エリア内の銀行が実体経済への支援の度合いを持続的に高めるにつれ、北京エリアの貸付規模が急増傾向を維持している。6月末には人民元建て各種貸付残高が前年同期比11.1%増となり、成長率は第1四半期(1-3月)末を0.6ポイント、前年同期を1.9ポイント、それぞれ上回った」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年7月26日