一年の中で一番暑い「三伏」の時期がすでに到来している。「三伏」は「初伏」、「中伏」、「末伏」からなり、21日からは、「三伏」の中でも特に暑さが激しくなる「中伏」に突入した。北京日報が報じた。
「中伏」は「二伏」とも呼ばれ、その長さは10日間のこともあれば、20日間のこともある。今年は今月21日から8月9日までの20日間だ。20日間の「中伏」は、「双中伏」や「両中伏」とも呼ばれている。
「中伏」は、二十四節気の11番目の「小暑」と12番目の「大暑」の間に位置している。中国の大部分の地域では1年で暑さが最も厳しい時期となる。
中国の多くの地域には、「初伏は餃子を、二伏は麺を、三伏は卵入りの烙餅(ラオビン)を食べる」という風習がある。「中伏」の頃に食べる麺は、冷や麦や冷やし麺、冷麺、醋鹵麺など、さっぱりとしていて、箸が進み、クールダウンできる麺類がメインだ。また、暑い夏にあえて熱い料理を食べて汗をかき、暑さを吹き飛ばそうと、熱い麺料理を食べる人もいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月21日