中国初の単体容量の最大出力150MW級大型衝動水車ランナーが7日午前10時頃、四川省田湾河流域のカスケード式水力発電所で正式に稼働開始した。中国産ランナーを使った水力発電機が系統接続し、そして初めての発電に成功した。これは中国がハイヘッド大容量衝動水車式水力発電機の設計、製造から稼働に至る全面的な独自化を実現し、重要コア技術の国産化の無から有の歴史的なブレイクスルーを達成したことを示している。新華社が伝えた。
同ランナーの重さは約20トン、最大直径は約4メートル。東方電気集団東方電機有限公司が独自に開発し、今年5月16日にラインオフした。連日の設置・調整を経て、四川省石棉県に位置する川投田湾河流域カスケード式水力発電所が実際に使用され、発電に成功した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年6月8日