西蔵(チベット)自治区阿里(アリ)地区噶爾県扎西崗郷の高速道路沿いには、数キロメートルにわたって延々と神秘的な「石の陣」が広がっている。無数の石が1メートル四方の網の目状に配置され、どこまでも続いている。並べられている石の大きさは、バスケットボールより大きいものもあれば、握りこぶし大のものもある。ではこの延々と広がる「石の陣」は誰が並べ、そしてその目的は何なのだろうか?
扎西崗郷の副郷長は取材に対し、「この『石の陣』は扎西崗郷が、2017年から3年間かけて完成させた。設置した目的は風で砂が飛ぶことを防ぐためで、扎西崗郷の冬場の牧草地が砂で埋もれてしまわないように、風砂被害から守っている。これまでの状況からみて、効果を発揮している」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年5月30日