福建省福州市にある西湖公園でデジタルアプリケーションシーンの一般公開が4月23日から始まった。園内に入ると、自動運転移動販売車「小的的」がとりわけ人目を引いていた。その外観はとても可愛らしく、公園内をスイスイと移動している。来園客が「小的的」の走行を遮るとすぐに停車し、コードをスキャンして買い物ができる。さらに、「小的的」は人と会話することもできる。東南網が報じた。
園内にある没入型体験施設「メタバース体験館」では、「AI詐欺防止盲盒(ブラインドボックス)」が展示されており、多くの来園客の注目を集めていた。職員によると、友人間の送金や物品購入、ゲーム、株式、スマホ代請求など、よく見られる詐欺のシーン8種類を紹介しているのだという。
また3D画像ホログラフィック・キャビンは、スマート採集装置を用いて、AIクラウドレンダリングとライトフィールド処理を運用し、等身大の「クローン」人像を作ることができる。このほか、人型重機ロボットは、スマート質疑応答やマルチモーダル検索、AI作画などの機能を備えている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年4月26日