中国では最近、国内各地の観光地に人々が押し寄せ、ネットに美味しそうなご当地グルメや美しい景色をシェアしているほか、現地の特色ある文化クリエイティブグッズをお土産として持ち帰っている。中央テレビニュースが報じた。
【博物館編】
あるネットユーザーが最近、湖北省博物館で食べた牛肉麺の写真を投稿し、「卵まで中国の古代打楽器・編鐘の形になっている!」とコメントを添えた。
「湖北省博物館の宝」である「曾侯乙編鐘」をモチーフにした文化クリエイティブグッズは、このほかにもクッキーやアイスクリーム、ナイトライトなどがある。
近年、中国各地の博物館は文化クリエイティブグッズを数多く打ち出し、ネットで話題となったことも少なくない。例えば、甘粛省博物館の「ブサかわいい」ぬいぐるみは、同博物館の宝である後漢の文化財・銅奔馬をモチーフにしている。コミカルで、愛嬌があり、目にすると思わずクスッと笑ってしまうそのデザインが若者の心を掴み、たちまち大ヒット商品となった。
また陝西歴史博物館が打ち出した唐代の宮女の盲盒(ブラインドボックス)には、メイク姿やノートパソコンを膝にのせて仕事する姿、ミルクティーを飲む宮女のフィギュアが入っており、ネットユーザーからは、「これって私たちの普段の生活そのもの」とコメントが寄せられている。
さらに土の塊の中から文化財と掘り出す発掘ブラインドボックスや麻雀をするフィギュア、トランプなど、三星堆博物館もユニークな文化クリエイティブグッズを数多く打ち出している。
そして洛陽博物館の「牡丹の花の水出し茶」を飲めば、たちまち癒されるだろう。