過去最大規模となった第133回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が広州市の広州琶洲国際エキシビションセンターで開催されている。中国の出展企業は優れたハイテク製品、スマート製品を数多く出展している。中国新聞社が伝えた。
4月16日午前、広州卓遠仮想現実科技有限公司のブースでは、中国大陸部外のバイヤーらがゲーム機を体験していた。中国工業・情報化部(省)の発表した第3期「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)小巨人企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)」の1つである同社は、今回の広州交易会で新たなゲーム機を展示している。同社で貿易・ニューメディア業務を担当する杜嘉威氏は「広州交易会のチャンスを捉えて、新製品を海外の取引先に紹介し、さらに多くの提携・受注につなげたい」と語った。
広東智意ロボット科技有限公司はロボット掃除機のフラッグシップモデル2機種に加え、人工知能(AI)情報処理システムを搭載した業務用ロボット掃除機も展示している。これは主に面積の広い公共環境に適しており、ユーザーがより自由に両手を使うことができるようになっている。
国際貿易の新たな趨勢、市場の新たなニーズを前に、今回の広州交易会は「工業オートメーション及びスマート製造」「新エネルギー及びICV」「マタニティ・ベビー・キッズ用品」という3つの新たな展示エリアと、「スマート生活」「シルバー経済」「検査・防護用品」という3つの新たな専門エリアを新設した。有人ドローン、輸送用ドローン、電気自動車、自動運転バスなども続々と展示され、中国大陸部外の多くのバイヤーを惹きつけている。
今回初出展した開沃新エネルギー車集団は、BEV「SKYWELL620」の特別仕様車を展示している。黎明副総裁によると、今年第1四半期にSKYWELLは海外での販売台数が3000台を超えた。今年は広州交易会という機会を活用して、EU、ロシア、中東などの市場をさらに開拓したい考えだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年4月17日