中華骨髄バンクによると、今月11日の時点で、非血縁者間造血幹細胞のドナー数が1万5000例を突破した。うち372例は海外30ヶ国・地域の患者に提供されたという。
中華骨髄バンクのドナー登録者数は327万人以上に達している。男女の比率は55∶45で、18歳から35歳までの男女が約45%を占めている。
中華骨髄バンクの責任者によると、近年、中華骨髄バンクの非血縁者間造血幹細胞の最初の検索での適合率は年々上昇しており、現時点で96%以上に達している。つまり、造血幹細胞移植を必要な患者の96%以上が中華骨髄バンクにおいて、完全に適合する、または高い適合度の非血縁関係のドナー候補を見つけることができることを意味している。
中華骨髄バンクの前身は1992年に立ち上げられた「中国非血縁関係骨髓移植ドナー資料検索バンク」。2001年に、中国赤十字会が資料バンク構築の業務を再始動し、同年12月に「中国造血幹細胞ドナー資料バンク管理センター」が正式に発足した。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月13日