山西省洪洞県の「ルーツ探し」テーマの観光シーズンシリーズイベントがスタート

人民網日本語版 2023年03月30日15:09

山西省南部の洪洞県の「ルーツ探し」をテーマにした観光シーズンシリーズイベントの始動式が3月29日午後に行われ、関連イベントは5月1日まで開催される。

明の時代の初め、現在の山東省や河南省、河北省といった地域は戦乱のため、その多くが住む人もいない無人の地になってしまっていた。農業生産を速やかに再開させ、人口のバランスを取るべく、明の初代皇帝・朱元璋は、中国の歴史において空前絶後の規模の人口移住を実施。1368年から1398年の間だけでも、山西省洪洞県一帯から数十万人の住民をこれらの地域へ移住させた。現在、中国の長江以北の地域、特に山東省や河南省、江蘇省、河北省、安徽省に住む大部分の人々のルーツはこの洪洞県にあるとみられている。そのため、同県は中国最大の民間の「先祖を祭る」聖地となっており、毎年、200万人以上がルーツの地である同地を訪れている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年3月30日

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