中国はスパイ活動従事の疑いのある日本人1名を法に基づき取り調べ

中国外交部（外務省）の毛寧報道官は27日の定例記者会見で、中国がスパイ活動従事の疑いのある日本人1名に対し法に基づき取り調べを行ったことについて質問に答えた際、「中国の関係当局は今月、日本人1名に対して法に基づき刑事上の強制措置を講じて取り調べを行った。この日本人はスパイ活動に従事し、『中華人民共和国刑法』及び『中華人民共和国スパイ防止法』に違反した嫌疑がかかっている。中国側は『領事関係に関するウィーン条約』及び『中日領事協定』の規定に従い、在中国日本大使館にこれを通知した。私が強調したいのは、中国は法治国家であり、在中・来中する全ての外国人は中国の法律を遵守しなければならず、違法な犯罪者は必ず法に基づき責任を追及されるということだ。近年、日本人による同様の案件が幾度も発生している。日本側は自国民に対する教育と注意喚起を強化するべきだ」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年3月28日