ボアオ・アジアフォーラム年次総会の期間中、海南省は、「海から吹く風」三亜イノベーション発展テーマ展を開催し、海南の文化的特色を披露している。とくに、海南黎(リー)族と苗(ミャオ)族の要素が様々なスタイルで披露されており、ボアオ・アジアフォーラムに美しい彩りを添えている。人民網が報じた。
フォーラム会場では、黎族の人々が鮮やかな手並みでハサミを使って黎族の神話に登場する伝統的シンボル「大力神」を作りあげ、黎族の陶芸職人は、息を凝らして作業に集中し、指を器用に使って粘土を捏ねて、「虚の世界を現実化」させた作品を作り上げている。文化マーケットでは、歌手たちが交代で黎族と苗族の民謡を披露し、その耳に心地よい旋律があたりに響いていた。また黎族のラタン編みや刺繍の「黎錦」は現代生活のニーズと結び付け、新たなスタイルを生み出している。ボアオ・アジアフォーラムという晴れ舞台が伝承と革新という海南の黎族と苗族の新たな一面を表現する機会を作り上げていた。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年3月28日