青海省海東市化隆回族自治県甘都鎮列卜加村では、牧源種養殖専業合作社の責任者である孫海雲さんは、スマート生活プラットフォームを利用し牛のクラウド飼育を実現した。人民日報が伝えた。
孫さんの牛舎は自宅から約500メートル離れた小山の坂底にある。牛舎に行くたびに急な坂を登り、1日4、5往復することも日常茶飯事で、時間がすべて移動に費やされた。現在はすっかり変わり、村の1Gbps光通信網により、飼育場のリアルタイムの映像が5台のカメラによってスマホに伝送できる。外は寒さが厳しいが、孫さんは家を出ることなく暖かいストーブのそばで餌やりやゴミの清掃などの状況を把握でき、気楽で手間暇をかけずに済むようになっている。
孫さんのように、スマート飼育を始めた村人が増えている。同技術は現在すでに化隆回族自治県の9割以上の飼育業者をカバーしている。中国聯通(チャイナ・ユニコム)の青海支店である青海聯通は2022年末現在、253の郷・鎮及び3853の行政村によるデジタル農村プラットフォームの構築をサポートしている。デジタル農村プラットフォームのカバー率は92.3%にのぼっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月6日