春節(旧正月、2023年は1月23日)期間は昔から消費の盛んなシーズンだ。今年はデジタル人民元を利用して旧正月用品や生活に必要な商品を購入するのが、消費の新しいトレンドになった。
商業機関が打ち出すデジタル人民元による消費を促進するイベントがさらに多様化し、移動通信、商業施設、交通・移動、旅行など複数の応用シーンをカバーするようになった。大まかな統計によれば、各商業施設がデジタル人民元テストエリアで行なった関連イベントは200回に迫ったという。
小売プラットフォームの美団がまとめたデータによると、1月21-27日、美団を通じてデジタル人民元の「紅包(ラッキーマネー)」あるいはクーポン券を手に入れた全国各テストエリアの消費者は、中・小・零細企業の2万を超えるプラットフォームで消費し、各業者の経営に活気をもたらした。多くの消費者がデジタル人民元のウォレットを開通し、「紅包」を受け取ると米・小麦粉製品・卵・乳製品、果物・野菜・生鮮食品など各種の旧正月用品を購入し、SNSでデジタル人民元を使った自身の消費体験を発信した。21-27日の各プラットフォームにおけるデジタル人民元を利用した取引件数は昨年の春節の5倍近くになり、取引をした人は同6倍以上になり、取引金額は7.2倍になったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月31日