太陽探査衛星「夸父1号」、硬X線イメージャーの1枚目の画像が発表

人民網日本語版 2022年11月23日15:18

太陽探査衛星「夸父1号」が10月9日に軌道上に打ち上げられてから1ヶ月以上にわたり、その3大ペイロードの一つである硬X線イメージャーは軌道上の各種試験及び校正作業を行った。ペイロードは現在コンディションが正常で、各種機能・性能が設計指標の要求を満たし、順調に科学観測活動を開始した。硬X線イメージャーの1枚目の画像が21日午後、中国科学院紫金山天文台で発表された。これは中国が初めて取得した太陽硬X線画像で、画質が世界の先端レベルに達している。

今回発表された画像は今月11日午前1時(万国標準時)に発生したMクラスの太陽フレアのもので、硬X線イメージャーは始動してからわずか20日だった。同画像はグレーティング補正を行っておらず、位置も平行調整しただけだが、画像と太陽自転軸の傾斜角及びプラットフォームの揺れによる影響などは修正済みだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年11月23日

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