11月22日午後4時20分、二十四節気の一つである「小雪」を迎える。小雪の時節になると、寒気の活動が活発化して冷え込みが厳しくなり、降水量も次第に増えていき、寒気団が北から南へと拡大し続け、気温が大幅に低下する。新華網が伝えた。
小雪の時節では、雪が降り積もるといった感じにはならない。ただ「雲と雪が多い年の翌年は豊作になる」という言い伝えがある。降雪が土地を潤し、土壌が肥え、農作物がエネルギーを蓄えることで、来年の豊作が約束されるからだ。
中国の南方エリアでは、小雪に「糍粑(もち米で作った食べ物)」を食べる風習がある。一晩水に浸したもち米を蒸らし、よくつぶして丸い形にした「糍粑」は、一家団らんと豊作を象徴している。また、北方エリアでは、冬に備え、各家庭ではさまざまな野菜を漬物にしたり、乾燥させる作業が始められる。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年11月22日