中国教育部(省)は17日の取材に対して、2023年度の高等教育機関卒業生の質の高い就職を促進すべく、卒業生を対象にした「キャンパス求人月間」をテーマにした一連のイベントを開催することを明らかにした。中国全土で、特別就職説明会や学生が企業を訪問して就職活動をする特別キャンペーンといった一連のイベントを開催し、求人マッチングプラットフォームを構築して需要と供給の精度の高いマッチングを促進するという。2023年度、中国全土の普通高等教育機関の卒業生は前年比82万人増の1158万人に達する見込みだ。人民日報が報じた。
「キャンパス求人月間」開催期間中、教育部は関係機関と共同で、一連の求人イベントを40回以上開催する計画だ。その他、オンライン版のキャンパス求人月間として「24365キャンパス求人サービス」も開催し、重点分野や重点地域、重点グループを対象に、20回以上の特別求人を行う。さらに、関連する業界協会や民間の求人機関と共同で、「ポスト共同設置・共有厳選計画」を実施するほか、中国全土の普通高等教育機関の就職・起業指導委員会の19の業界別就職指導委員会が、高等教育機関の卒業生を対象にした、業界ごとの「特別就職説明会」を開催するよう企画して、業界に関連した専攻の卒業生に豊富な就職情報を提供したい考えだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年11月18日