外交部(外務省)の14日の定例記者会見で、毛寧報道官が韓米日首脳共同声明に関する質問に答えた。
【記者】韓米日首脳は13日にカンボジアで会談し、共同声明を発表した。共同声明は、インド太平洋における一方的な現状変更の試みに反対するとともに、台湾海峡の平和と安定を維持することを改めて確認した。これについて、中国としてコメントは。
【毛報道官】国家間の交流と協力は、地域諸国間の相互理解と相互信頼の増進に資するもの、世界と地域の平和・安定維持に資するものであるべきであり、第三国を標的にしたり、その利益を損なったりするものであるべきではない。もし本当に台湾海峡の平和と安定の維持を望んでいるのなら、関係国は「一つの中国」原則を厳守し、中国と共に「台湾独立」に明確に反対すべきだ。アジア太平洋は協力と発展が盛んに行われる地域であり、大国間が競い合う「チェス盤」ではない。関係国は時代の潮流に順応し、冷戦思考を棄て去り、小集団作りを止めて、アジア太平洋の平和と安定への影響を避けるべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月15日