第5回輸入博が予定通り開催　どのようなシグナルか？

第5回中国国際輸入博覧会（CIIE2022）が11月5日から10日まで上海市で開催される。過去4回の成功を土台にして、第5回がまもなく予定通り開催されることから、どのようなシグナルが発信されるのだろうか。

今年、新型コロナウイルス感染症の打撃と不確実なグローバル情勢に直面する中での重要な国際展示会の開催は、より多くの挑戦に直面することになる。多くの出展企業が、「輸入博は『安心材料』であり、私たちに引き続き中国の発展に根を張ることへの強い信頼感を与えてくれる。輸入博が予定通り開催されることで、多国籍企業が中国の経済発展に積極的に溶け込むための信頼感が注入されるとともに、世界と市場のチャンスを共有し、世界経済の復興を推進する中国の大国としての風格も十分に感じさせる」といった見方を示す。

中国商務部（省）の束珏婷報道官は、「この5年間、輸入博は国際調達、投資促進、人的・文化的交流、開放・協力の4つのプラットフォームの役割を十分に果たし、新たな発展構造を構築する窓口、ハイレベルの開放を進める実行主体、多国間主義の舞台となってきた」と述べた。

今回の輸入博では国・地域と企業が積極的に出展し、展示の内容がより豊富になり、世界トップ500社と各業界のリーディングカンパニーが引き続き「再登場」し、各種のイベントが華々しく行なわれる。

輸入博の企業商業展には6つの展示エリアが設けられ、数百に上る新製品、新技術、新サービスが展示される。その中には素晴らしい生活に焦点を当てた消費財と農産物もあれば、世界最先端の科学技術を含んだ各種のハイレベル医療機器と技術設備も少なくない。（編集KS）

「人民網日本語版」2022年11月2日