会見会場の様子(撮影・王功孝)。
広西壮(チワン)族自治区政府新聞弁公室はこのほど、第3回中国(広西)―ASEAN人工知能(AI)大会の会見を開いた。それによると、南寧市が投資し、建設する中国―ASEAN人工知能計算センター(以下、「同センター」)が、23日に開催される第3回中国(広西)―ASEAN人工知能(AI)大会で発表されることとなった。人民網が伝えた。
紹介によると、同センターは中国が完全に独自に制御できる昇騰全桟AI技術を採用し、国産化AI基礎的プラットフォームを構築する。政府当局、企業・事業機関、科学研究機関等に計算力サービスを提供する。同時に応用イノベーションインキュベーション、産業集約型発展、科学技術イノベーション、人材育成のプラットフォームを構築し、全自治区ひいてはASEAN向けのAI産業発展にエンパワーメントする。同センターの設置先は南寧市五象新区振邦産業パークで、2期に分けて建設される。1期は40P AI訓練システムと1.4P AI推理システムを建設し、同時に中国―ASEAN人工知能適合センターを建設する。
中国―ASEAN情報港の重点プロジェクトである同センターは広西を立脚点とし、西南・中南に広がり、ASEANを見据える新型インフラを構築する。また計算力、アルゴリズム、データなどの重要技術分野で共同イノベーションを強化し、融合応用を重視することで、中国とASEAN諸国及び地域のデジタル経済分野間の交流と協力を力強く支える。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月22日