世界人工知能大会2022が9月1日午前、上海世界博覧会文化センターで開幕した。会期は3日間。今大会は「スマートで世界をつなぎ、限界なきメタバース」をテーマに、メタバース、デジタルツイン、空間コンピューティングなどの技術を集結させている。
開幕式は虚実融合のスーパー応用シーンを採用し、オンライン「メタバース」要素を終始貫徹し、初登場する多くのバーチャルアイドルが賓客を迎えた。同大会は開幕式で「智賦百景」人工知能(AI)典型応用シーンを発表し、世界人工知能大会の最高賞「SAIL賞」(優秀AI先導者)及びメタバース重要応用シーンを選出した。
今大会のメイン会場は上海世界博覧会文化センターで、浦東と徐匯の2つのサブ会場を開設したほか、北米、欧州、シンガポール、韓国、中国香港に5つのサブ会場を開設し、中国内外各地の連動を実現。同大会の展示エリアの面積は1万5000平方メートル、出展企業は200社以上、初出展企業は30%を超え、上海以外の地域の企業と国外の企業が40%以上を占める。
今大会はメタバースの新たな競争の場を重点的に際立たせている。メイン会場の上海世界博覧会文化センターではメタバース中核展を盛大に行う。浦東サブ会場では世界初のメタバース3Dプリンター、都市デジタルツイン、超写実デジタルヒューマンなどの先端新製品・新応用を展示する一方で、徐匯サブ会場では没入型仮想現実(VR)インタラクションを特色とし、メタバース応用シーン優品展、クラウドゲームエキシビジョンマッチなどを開催。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月2日