2022年4月15日に撮影された建設中の福厦鉄道湄洲湾海上大橋。(撮影・周義)
中国初の海上高速鉄道である福厦(福州―厦門)鉄道厦門(アモイ)北駅の最後の長さ500メートルのレールが30日午前、道床に敷設された。これにより、鉄道全線のレール敷設工事が完了した。人民日報が伝えた。
福厦鉄道の設計速度は350km/h、線路の総延長は277.42キロメートル。全線のレール敷設では難易度が極めて高い工事エリアが3ヶ所あり、それぞれ湄洲湾、泉州湾、安海湾の海上大橋だった。工事施工機関はレール敷設工事において、中国の先進的なレール敷設作業設備を採用し、左右両線の長レール同時敷設を実現した。従来のレール敷設設備と比べ作業効率が60%上がり、1日当たり約6キロメートル敷設できた。
鉄道の完成・開通後、福州と厦門は「1時間生活圏」を実現し、厦門、泉州、漳州は「30分交通圏」を形成する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月31日