香港特区で初めてとなるバッテリー電気自動車(BEV)のノンステップバスが9月16日に公開された。バスの全長は7メートルで、ゆったりした車内の乗客定員は19人、低床構造で、身体の不自由な人や高齢者も安心して乗車できる。リン酸鉄リチウムを使用した高効率電池が搭載されており、走行中に汚染物質を排出することはない。1回の充電に要する時間は30分から60分で、香港の入り組んだ道路の走行に適している。香港特区政府運輸署から「公共ミニバスタイプ」として承認を得ているこのバスは、今年末または来年初めに運行をスタートさせる計画となっている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年9月19日