遺伝資源の保護は種業振興の最重要なことだ。第3回全国家畜家禽遺伝資源調査活動総括推進会で明らかになったところによると、家畜家禽遺伝資源調査・保護に顕著な成果が上がった。人民日報が伝えた。
2021年末現在の全国行政村調査完了率は99.7%で、18の高品質特色ある新資源を鑑定し、中国の家畜課金品種の分布状況を大まかに把握した。青蔵高原(チベット高原)地域調査の空白を埋め、地域のフルカバー、徹底調査を実現。各地は調査、収集、保護を同時に進め、国家家畜遺伝子バンクは6大家畜遺伝材料5万点を緊急的に収集・保存し、資源保存総量が120万点で世界一に躍進した。159の国家級家畜家禽遺伝資源保護品種のうちすでに147の遺伝資源保護機関または保護エリアを設立しており、保護の主体を効果的に明確にした。同時に国家家畜家禽遺伝資源バンクの建設も急ぐ予定だ。
同会議によると、今年は家畜家禽品種の生産性能の測定、家畜家禽の正確な鑑定、新資源の発掘・鑑定及び緊急的収集・保護を重点的に展開する。家畜家禽品種分子身分証明書の構築加速、優秀遺伝子の発掘展開、参考ゲノムの構築という3つの面をめぐり、正確な鑑定を徐々に展開する必要がある。前期の検証試験と技術的規範策定などが現在全面的に推進されており、一部の家畜の試験検体の採取がすでに始まっている。牛、羊、馬などの5大家畜の168品種の分子身分証明書の構築、75の優秀性状発掘作業が全面的に始まっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月14日