香港特区第7期立法会の初会議が12日午前11時に開かれ、行政長官が質疑に応じた。香港特区立法会の歴史において初めて、国章と区章が同時に掲げられたことが注目された。新華社が伝えた。
林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は行政と立法の関係構築、「北部都会区」の推進、特区政府の再編の取り組みについて議員らに説明。「立法会会議ホールに国章と区章が同時に掲げられたことは、特区の政治体制の発展における一里塚だ。私と行政チームは議員と十分に協力し、整備後の選挙制度の下で具体的成果を挙げ、市民の賛同を勝ち取り、新制度の優位性を発揮し、香港地区の民主の長期的で健全な発展のために強固な基礎を固めることを望んでいる」とした。また、「北部都会区」の進捗状況及び特区政府の枠組を整理し、政策革新を推進し、ガバナンス水準を高めるために特区政府が提言した政府再編計画についても説明した。
その後、林鄭行政長官は香港特区の民生改善、新型コロナ対策、香港基本法第23条をめぐる法制定などの問題についての議員らの質問に詳しく回答。1時間半を予定していた会議は、30分延長された。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月13日